会合場所に向かう斎木局長=29日、ソウル(聯合ニュース)
会合場所に向かう斎木局長=29日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル29日聯合ニュース】6カ国協議韓国首席代表の金塾(キム・スク)朝鮮半島平和交渉本部長と日本側首席代表の斎木昭隆・外務省アジア大洋州局長は29日にソウルで昼食を交えた会合を開き、協議進展に向け中国・ロシアとの話し合いを強化することで一致した。外交通商部当局者が伝えた。核検証方法の文書化において、北朝鮮を説得するには中ロとの協力が不可欠だとの認識によるものとみられる。
 双方は、米国側の北朝鮮核問題担当者が決まり次第、6カ国協議の推進方向などについて緊密な協議を行うべきとの見方でも一致した。

 また、先ごろ未使用燃料棒の処理問題を協議するため北朝鮮を訪れた黄浚局(ファン・ジュングク)外交通商部北核外交企画団長一行の訪朝結果、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記と中国共産党の王家瑞対外連絡部長との面会結果についても意見を交わした。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0