【釜山28日聯合ニュース】釜山市が2020年夏季五輪招致に向け、姉妹縁組を結ぶ米シカゴ市と協力することを決めた。許南植(ホ・ナムシク)釜山市長は28日に記者懇談会を開き、先のシカゴ訪問結果を説明した。
 シカゴは2016年夏季五輪の有力な開催候補都市に挙がっている。許市長は、シカゴ市とシカゴ五輪誘致組織委員会を訪れ夏季五輪招致に向けた協力を提議し、デイリー市長と委員会の同意を得たと明らかにした。シカゴとの協力が、釜山の2020年夏季五輪招致の可能性を高める上で役立つものと期待を寄せている。シカゴが2016年夏季五輪の開催地に確定すれば、釜山市の職員を組織委員会に派遣しともに準備を進める計画だ。

 両都市は五輪招致のほか、プロ野球・バスケットチーム間の交流も進めることで合意した。釜山市芸術団のシカゴ公演を推進し、シカゴフィールドミュージアムと釜山博物館の交流、観光・コンベンション・環境分野の交流も発展させる考えだ。

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