【ソウル27日聯合ニュース】施工能力100位以下の中小建設会社に対する評価が来週から開始される。金融監督院は27日、建設・造船業信用リスク評価作業班が来月5日までに、金融機関の信用供与額50億ウォン(約3億2109万円)以上・施工能力101~300位の建設会社94社、中小造船業者4社に対する評価基準を整える計画だと明らかにした。
 作業班が1次評価対象(施工能力100位圏の建設会社92社・造船会社19社)と別の基準を整えれば、銀行はこれを基にすぐに評価に取り掛かり、2月中に終える予定だ。ただ、中小造船会社4社は設立間もないため、昨年度の財務諸表が出る3月中旬以降に評価が行われる。

 C等級はワークアウト(企業改善作業)に入り、D等級には整理手続きが取られる。2次評価対象の建設会社は小規模業者が多く、不動産景気低迷の影響を相対的に大きく受けているため、構造調整対象は1次評価時よりも増えるとみられる。

 一方、銀行圏は1次評価でC・D等級を受けた建設・造船会社16社に対しては、今月30日までにワークアウトを開始するか法廷管理申請を終える方針だ。

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