【ソウル23日聯合ニュース】政府は23日に国家政策調整会議を開き、冬の雨不足を解消するため水道施設の緊急改善、貯水池浚渫(しゅんせつ:水底の土砂をさらうこと)などに1270億ウォン(約80億円)の予算を早期執行する方針を固めた。
 小規模水道施設の改善と飲み水供給に向け、井戸の開発支援に640億ウォンを投じるほか、貯水池浚渫事業に300億ウォン、農業災害対策に100億ウォン、雨不足に備えての用水開発事業に230億ウォンを早期執行する。

 また春の雨不足に備え、人員や揚水装備動員案など段階別に対策を立て推進するほか、「水の節約」キャンペーンと「4大河川整備事業」も積極的に進める。4大河川整備事業と関連しては、河川浚渫などで河川の流れを改善し、雨が不足した際に非常用水として活用する計画を立てた。
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