【ソウル23日聯合ニュース】全国の土地価格が昨年、10年ぶりに下落した。
 国土海洋部が23日に発表した資料によると、昨年12月の土地価格はソウル(マイナス3.4%)、仁川(マイナス3.7%)、京畿(マイナス3.1%)など首都圏で大幅に落ち込んだ影響で、全国的に2.7%下落した。前月(マイナス1.4%)に続く2か月連続下落で、下落幅は前月より拡大した。特に、1998年第2四半期(当時は四半期デースで集計)以降初めて、全国すべての市・郡・区でマイナス上昇率を記録した。

 これを受け、昨年通年の住宅価格も0.3%下落した。年間上昇率がマイナスを記録したのは、1998年(マイナス13.6%)以来、10年ぶり。昨年、年間ベースで土地価格が最も下落した地域はソウル(マイナス1.0%)、最も上昇した地域は全羅北道(2.5%)だった。

 昨年に取引された土地は249万9753筆地、23億9774万平方メートルで、前年と比べ筆地数が0.4%増加した一方、面積は5.4%減少した。

Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0