【ソウル22日聯合ニュース】グリーンエネルギー技術開発に2012年までに官民で総額6兆ウォン(約3893億円)を投じ、同技術を先進国水準まで高め、中長期目標としては2030年には先進国を追い抜くという計画がまとめられた。
 知識経済部は22日、グリーンエネルギー戦略ロードマップ推進委員会を開き、同産業の育成に向けた戦略ロードマップを審議したと明らかにした。技術開発にはサムスン電子やLG電子、SKエナジー、ポスコなど73社が参加する。

 選定された有望分野は15分野で、清浄エネルギー生産分野が太陽光、風力、水素燃料電池、石炭ガス化複合発電(IGCC)、原子力。化石燃料の清浄化分野は清浄燃料、二酸化炭素回収・貯蔵(CCS)技術。効率向上分野は電力情報技術、エネルギー貯蔵、小型熱併合、ヒートポンプ、超伝導技術、車両用バッテリー、エネルギー建物、発光ダイオード(LED)照明となっている。

 これら分野は政府の支援の下、2012年までに成長エンジン化が可能な短期戦略品目と市場形成に時間がかかり基幹技術の確保を要する長期戦略品目に分け、技術開発を進めていく。政府は技術開発と実用化を下支えするため、ことしの3800億ウォンをはじめ2012年までに1兆8000億ウォンを投じる。73社は4兆2000億ウォンを投資する予定だ。

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