【ソウル20日聯合ニュース】景気低迷で自動車の需要が落ち込み、昨年は自動車新規登録台数が4年ぶりに減少に転じた。
 韓国自動車工業協会が20日に明らかにしたところによると、昨年に新規登録された自動車は124万6086台で、前年の年間新規登録台数(125万8539台)に比べ1万2453台減少した。

 年間自動車新規登録台数は、2003年の123万4027台から翌年に112万1425台に減少したが、2005年は114万5230台、2006年は117万6919台と、2004年以降は毎年増加してきた。昨年は4年ぶりに減少に転じた。業界ではこうした変化について、昨年第4四半期から国内市場で本格化した自動車需要の急減が原因とみている。

 完成車業界関係者は「景気が落ち込み内需市場が萎縮したことで、新車の登録も減少している。個別消費税の引き下げと各種販促戦略でも、固く締まった消費者の財布のひもを緩めるのは難しいのが実情だ」と話している。

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