【ソウル16日聯合ニュース】南北関係の悪化とウォン高のなか、昨年の南北貿易は1%台の小幅増加にとどまった。
 統一部が16日に明らかにしたところによると、昨年の南北貿易額は18億2037万ドルで、前年に比べ1.2%増加した。南北貿易は初めて10億ドルを突破した2005年(10億5500万ドル)以降、2006年は13億5000万ドル、2007年は17億9789万ドルを記録し、毎年30%前後の成長率を示してきた。

 統一部関係者は、ウォン高で北朝鮮の物資輸入量が減少したこと、年間を通じ政府レベルでの対北朝鮮支援がなかったこと、7月の金剛山観光中断などが複合的に作用し、貿易額が小幅の増加にとどまったと説明した。

 一方、昨年の南北貿易に委託加工貿易が占める割合は22.4%で前年の18.3%より増えたのに対し、一般貿易は25.7%から21.9%に落ち込んだ。
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