【ソウル16日聯合ニュース】与党ハンナラ党の崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)首席政調委員長は16日の記者懇談会で、与党と青瓦台(大統領府)間の非常経済対策を話し合うためのホットラインを設置すると明らかにした。
 青瓦台は先ごろ、戦時に準ずる経済危機状況に迅速対応するため「非常経済対策会議」を発足した。ここに党政策委員会の任太熙(イム・テヒ)議長も非常経済対策委員会メンバーとして参加しているが、与党と青瓦台間により緊密な協力が必要だと、崔委員長は述べた。

 ホットラインの設置は、非常経済対策委を積極的に後押しし、与党・青瓦台間のコミュニケーションを強化することを目的とする。崔委員長は、今後、党の経済危機総合対策状況室の動向分析班長と青瓦台非常経済対策委の状況室長間で連絡を緊密に取り合う形で運営すると説明した。今後、党が経済全般と市場動向を点検し、政府は卓上行政や未執行の対策などを把握し、問題の提起と解決策の模索を進める。現場の声が届かない点など政府に苦言を呈し、直ちに対策が講じられるようにすると強調した。

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