【ソウル16日聯合ニュース】携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)を利用し新年のあいさつをするケースが急増している。24日から27日までのソル(旧正月)連休に、この「年賀メール」の利用件数はこれまでの旧正月連休のうち最大を記録する見通しだ。
 KTフリーテル(KTF)が16日に明らかにしたところによると、昨年12月31日と今年1月1日のSMS発送件数は7億5805万件と、前年に比べ23.5%増加した。SKテレコムでも2日間の発送件数は9億5758万件で、3.0%増加したと集計された。

 特に昨年は第3世代(3G)サービス加入者の増加に伴い、マルチメディアメッセージングサービス(MMS)とモバイルカードの利用が急増したことが目を引く。年末年始のMMS発送件数は、KTFが1740万件、SKテレコムが1460万件と、それぞれ58%と66%増加した。モバイルカード発送件数はKTFが18万9886件で115%増、SKテレコムは159%増の18万1984件だった。MMSとモバイルカードは長文だけでなく画像や音楽も一緒に送ることができ、「モバイル年賀状」の機能を十分果たせるため。

 こうした年賀メールの一般化により、今年の旧正月連休中も携帯電話のSMS利用が大きく増える見通しだ。KTFでは今年の旧正月連休はSMSの発送件数が11億6000万件、MMSは1300万件を上回り過去最大を記録すると予測している。前年に比べ23%と52%増加する計算。

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