金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長=14日、ソウル(聯合ニュース)
金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル15日聯合ニュース】金炯オ(キム・ヒョンオ)国会議長がヨルダン、アラブ首長国連邦(UAE)、トルコの中東3カ国歴訪に向け16日に出国する。28日まで13日間の日程。UAEへは韓国国会議長としては初の公式訪問、トルコは20年ぶりとなる。金議長はこの歴訪で、中東圏との経済協力を強化し、韓国の外交チャンネルを多辺化させる考えだ。
 最初の訪問地ヨルダンでは、アブドラ・ビン・フセイン国王をはじめ上院・下院議長らと会談する。斗山重工業の複合火力発電所建設現場を視察するほか、紅海~死海間の大水路事業への参入について協議する。

 続くUAEでは、ハリファ・ビン・ザイド・ナハヤン大統領と会談し、サムスン重工業が建設中の世界一の高層ビル「ブルジュ・ドバイ」を視察するほか、国産の高等訓練機(T-50)の導入や原油の安定供給など両国懸案について話し合う予定だ。最後にトルコでは、アブドラ・ギュル大統領と両国の自由貿易協定締結に向け意見交換する。

 今回の歴訪では、国会会期などを考慮し、当初計画にあったエジプト訪問をキャンセルするなど、対象地域と期間を縮小した。

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