【ソウル14日聯合ニュース】外交通商部の安豪栄(アン・ホヨン)通商交渉調整官は14日の定例会見で、韓日自由貿易協定(FTA)締結時の期待利益について「工業製品分野では難しいだろうが、全体的には利益ということに皆が共感している」と述べた。韓日FTA交渉再開に向けた雰囲気作りを今後も続けていくとした。
 安調整官は、日本の麻生太郎首相が昨年9月に就任して以来、韓日首脳は毎月顔を合わせ頻繁に協力と交流を行っており、実質的な協力強化に向けた基礎段階にあると評価した。経済的には、部品素材分野における韓国の対日貿易赤字で問題が生じているが、昨年4月の首脳会談以降、部品素材分野での協力強化に合意し、最近は目に見える効果も表れてきたと述べた。また、日本企業20社ほどが部品素材分野で5億2000万ドル規模の国内投資を計画していると紹介した。

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