【ソウル13日聯合ニュース】北朝鮮外務省は13日、米国の対北朝鮮政策が転換され核の脅威が取り除かれなければ、核兵器を放棄することはないとの立場を示した。
 外務省報道官は談話を発表し「米国の対朝鮮敵対視政策と核脅威の根源的清算なくしては、100年経とうとわれわれがまず核兵器を放棄することはない」と強調した。敵対関係をそのままに核問題を解決するならば、すべての核保有国が集まり同時に核軍縮を実現する方法しかないと主張した。また、米国の核脅威が消え韓国に対する米国の「核の傘」がなくなるときに、北朝鮮も核兵器が必要でなくなるとし「これこそ朝鮮半島非核化であり、われわれの変わらない立場だ」と述べた。

 北朝鮮が朝鮮半島非核化について明言したのは、20日に迫る米オバマ新政権の発足を前に、自国の立場を明らかにしておこうという狙いとみられる。

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