公園化事業により造成されたソウル市江西区のボンジェ山近隣公園の造成前(左)と造成後(右)=12日、ソウル(聯合ニュース)
公園化事業により造成されたソウル市江西区のボンジェ山近隣公園の造成前(左)と造成後(右)=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル12日聯合ニュース】特別な用途がなく放置されてきたソウル市内の野山が、樹木が生い茂り小川が流れる生態系公園に変化を遂げつつある。ソウル市は12日、陽川区の温水都市自然公園や恩平区の北漢山都市自然公園など20か所・19万7000平方メートルの公園化事業を昨年完了したと明らかにした。
 市は現在、蘆原区の楚安山近隣公園など26か所(40万平方メートル)でも公園化事業を行っているほか、来年までに城北区の城北近隣公園など28か所(40万平方メートル)も緑あふれる公園に変える。これら事業が完了すれば、ソウル市内の野山74か所、99万7000平方メートルが住民の運動の場、憩いの場に様変わりする。同事業には総額2250億ウォン(約149億円)が投じられる。

 市は住居空間密集地周辺で、棄損された山林には草木を植え、池を造成し自然生態を復元しているほか、無断耕作地や無許可建築物は市民の憩いの場所としての利用を進めている。
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