【ソウル11日聯合ニュース】法務部が11日に発表した2008年度出入国および外国人政策統計によると、昨年の国内居住韓国人の出国者数は1231万5221人で、前年比9.6%減少した。一方、外国人入国者数は682万3812人で6.2%増加した。これは、国内景気の低迷とウォン高、日本・香港からの観光客と中国人留学生の増加によるものと分析された。
 昨年の韓国出入国者総数は3820万3620人で、前年より4.1%減少した。1974年のオイルショック、1997年の通貨危機、2003年の新型肺炎(SARS)発生に続き、出入国者統計を始めた1960年以来、4度目。

 乗務員を除く国内居住韓国人の出国者数は1129万2385人で、中国が279万人で最も多く、24.7%を占めた。次いで日本が212万人(18.8%)、タイが80万人(7.4%)となっている。

 乗務員を除く外国人入国者は205カ国・地域589万7517人で、日本が236万人(40.0%)で最も多かった。中国が102万人(17.2%)、米国が64万人(10.9%)、台湾が35万人(6.0%)と続いた。実際に韓国に入国した外国人は445万6330人、韓国に初めて入国した外国人は259万5499人だった。外国人の入国目的は、観光および訪問が68.0%で最も多かった。商用・投資は4.8%。

 一方、昨年の国内滞在外国人数は115万8866人で、前年(106万6273人)に比べ8.7%増加した。このうち外国人労働者が48.9%、結婚移民者が10.6%、韓国語研修生を含む外国人留学生は6.2%。留学生の数は前年より27.7%増えた。
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