国立顕忠院を参拝する麻生首相=11日、ソウル(聯合ニュース)
国立顕忠院を参拝する麻生首相=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】日本の麻生太郎首相が11日、2日間の日程で韓国を訪れた。李明博(イ・ミョンバク)大統領と12日に青瓦台(大統領府)で韓日首脳会談を行い、両国協力増進案などを話し合う。
 今回の会談は、李明博政権発足後、福田康夫前首相を含め6回目となる。李大統領と麻生首相の顔合わせは、昨年10月の北京と先月の福岡に続く3回目。今回は韓日関係の安定的な維持・発展に向けた協力案、北朝鮮核問題を含む朝鮮半島の平和・安定に向けた協力、地域および国際舞台での協力などについて幅広く意見を交わす予定だ。特に、最近の世界的な経済難克服に向けた外国為替・金融分野協力など経済分野での実質的共助案を集中的に話し合うとともに、対日貿易赤字の改善、部品素材産業協力、中小企業間協力の増進など産業懸案についても協議すると伝えられる。会談後に両首脳共同で記者会見を行い、会談結果を発表する予定だ。

 麻生首相は11日午前に城南・ソウル空港に到着。ソウル・銅雀区の国立顕忠院を参拝した後、経済4団体長との昼食を兼ねた懇談会に出席した。午後には漢陽大融合技術センター訪問、韓日学生未来フォーラム代表らや韓日財界人らとの面談、李大統領主宰の夕食会などが予定されている。
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