【釜山11日聯合ニュース】釜山出入国管理事務所が11日に明らかにしたところによると、円に対するウォン相場が急落を始めた昨年9月から12月の間に釜山港を通じ韓国を訪問した日本人観光客の数は12万8905人で、前年同期(10万5680人)に比べ21.9%増加した。通年でも33万5770人と、前年(31万5089人)より6.6%多い。
 一方、昨年9~12月に釜山港から日本を訪問した韓国人の数は23万7684人にとどまり、前年同期の34万4087人に比べ、30.9%急減した。

 世界的な不況のなかでも、釜山港を利用する日本人の数が増えたのは、ウォン安・円高の影響が大きい。反対に韓国人は、旅行費用の負担から日本旅行を自粛しているようだ。

 昨年の釜山港を利用した出入国者は147万9359人で、前年の142万8283人に比べ3.6%増加した。昨年8月までの出入国者は108万9939人と、順調な増加傾向を示していたが、ウォン安・円高が進んだ9月からは大幅に少なくなっている。
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