【ワシントン8日聯合ニュース】米海軍は北朝鮮のミサイル攻撃に備えるため、弾道ミサイル防衛(BMD)能力を備えたイージス艦18隻のうち16隻を太平洋地域に集中的に配置していると、米軍事専門誌ディフェンス・ニュース(電子版)が8日に伝えた。
 それによると、海軍はミサイル攻撃に備え、3隻の巡洋艦と15隻の駆逐艦を、敵の弾道ミサイルを追跡・迎撃できるBMD能力を持たせるよう性能改善し運用中だ。このうち16隻が太平洋地域に、2隻が大西洋地域に配置されているという。こうした配置は、この計画が当初、北朝鮮の弾道ミサイル攻撃に備え推進されたためだとしている。

 北朝鮮は2006年7月、米本土に大きな打撃を与え得る能力を持つと評価される弾道ミサイル、テポドン2号の発射実験を実施し、米国では緊張が高まった。

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