【ソウル8日聯合】毎月集計される国内の自動車登録台数が、昨年12月は前月より減少した。登録台数が前月を下回るのは、1998年の通貨危機以降初めて。
 国土海洋部が8日に発表した自動車登録現況資料によると、昨年12月末基準で全国の自動車登録台数は1679万4219台で、11月に比べ4329台が減少した。2007年末より36万6042台多いが、2005年は約46万3000台、2006年は約49万9000台増えていたのに比べると、増加幅は大きく鈍化した。

 同部関係者は「昨年は景気低迷と資産価値の目減り、家計負債増加などで消費心理が冷え込んだ上、自動車ローン金融の審査が厳しくなり、自動車登録の増加が鈍化した」と話している。廃車は一定の水準を維持しているのに対し新車登録台数は減ったため、12月は全体の登録台数が前月を下回ったと付け加えた。

 車種別では、乗用車が1248万4000台(74.3%)、乗合車が109万7000台(6.5%)、貨物車が316万台(18.8%)、特殊車が5万3000台(0.3%)など。登録車両のうち軽乗用車(1000cc未満)は前年比で16万8000台(18.8%)が増え、高い人気を反映した。

 一方、輸入車は7万6000台が新規登録し、12月末基準で輸入車の登録台数は35万8945台と、自動車登録全体の2.1%を占めた。

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