【ソウル6日聯合】青瓦台(大統領府)は6日、李明博(イ・ミョンバク)大統領が8日に初の非常経済対策会議を開催すると明らかにした。金恩恵(キム・ウンへ)報道官は同日の会見で、第1回会議は8日午前7時半から開かれ、2回目からは曜日を決めて毎週定期的に開催すると説明した。
 非常経済対策会議は一種の「戦時作戦状況室」の概念で開かれ、現在の経済危機を戦時に相応する局面と規定し、リアルタイムで状況を把握、即座に政府レベルの対策を立てるために設置された。李大統領が議長を務め、企画財政部の姜万洙(カン・マンス)長官、金融委員会の全光宇(チョン・グァンウ)委員長、韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁、国家競争力強化特別委員会の司空壱(サゴン・イル)委員長、朴炳元(パク・ビョンウォン)経済首席秘書官、朴宰完(パク・ジェワン)国政企画首席秘書官、国民経済諮問会議委員2~3人が参加する。

 青瓦台はまた、同日から青瓦台の地下バンカーに設けられた非常経済状況室の稼動を開始した。非常経済状況室は総括・マクロ経済、実物(実体経済)・中小企業、金融・構造調整、雇用創出・社会セーフティネットの4チームで構成されている。ここでは非常経済戦略地図を作成しており、現在は分野別に戦略的成果と目標を設定し、目標達成に向けた中核実行指標を決める段階にあると、金報道官は説明した。実行指標別に各官庁の実行責任者を指定し、その責任下で実行指標を遂行することになる。

 青瓦台は現在、非常経済状況室長をはじめとする人選作業を行っており、近日中に発表する予定だ。

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