米国産牛肉売り場のようす=27日、ソウル(聯合)
米国産牛肉売り場のようす=27日、ソウル(聯合)
【ソウル28日聯合】大型スーパー3社で27日に販売再開された米国産牛肉が、順調な売れ行きをみせている。流通業界が28日に明らかにしたところによると、初日には新世界系列のEマートで20トン、ホームプラスで21.6トン、ロッテマートで8.5トンの合計50.1トンが売られた。3社が予想した販売量37.3トンより33%ほど多い。
 また、27日の豪州産牛肉の販売量はEマートが24トン、ホームプラスが16.2トン、ロッテマートが5トンの合計45.2トンだった。米国産が豪州産に比べはるかに販売量が多いが、豪州産も3社が割引販売を始め順調な売れ行きをみせており、今後は米国産と豪州産の価格競争が激しくなると予想される。

 これに対し、同じ日に販売された韓牛(韓国在来種の牛)は20.1トン、豚肉は73.0トンで、一週間前の20日に比べ販売量が減少した。国内の食肉消費に占める米国産・豪州産牛肉の割合が伸びていることから、国内畜産農家は大きな打撃を受けるものと懸念される。

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