開城で製造された衣料品を試着する金長官=27日、ソウル(聯合)
開城で製造された衣料品を試着する金長官=27日、ソウル(聯合)
【ソウル27日聯合】統一部の金夏中(キム・ハジュン)長官は27日、北朝鮮の開城工業団地縮小措置について、「対話と交渉を通じ問題を解決するという精神で南北の当局者らが会い話し合う」ことを提案した。開城工業団地商品展示・販売展の開幕式で祝辞を通じ述べたもので、「北朝鮮が今回の措置をこれからでも撤回することを改めて求めると強調した。
 金長官は、北朝鮮の措置は、北朝鮮の開城工業地区法、南北間の合意、国際法と慣例のいずれにも合わず、決して正当化できないものだと指摘。北朝鮮が韓国側に無条件の履行を要求している南北首脳宣言でも「南と北は紛争問題を対話と交渉を通じ解決する」ことで合意したと強調した。

 また、韓国政府は開城工業団地を安定的に発展させていくという立場を堅持するとし、何より開城工業団地が早期に正常化されるよう最善を尽くすと述べた。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0