インド同時多発テロ、総領事ら韓国人全員無事避難

【ニューデリー27日聯合】インド・ムンバイで26日に発生した同時多発テロで、現地ホテルに足止めされていた韓国人全員が安全に避難したことが確認された。外交通商部が27日に明らかにした。
　犯人グループが襲撃し立てこもったタージ・マハル・ホテルでは、韓国・インド実業家大会が開催されており、駐ムンバイの金東連（キム・ドンヨン）総領事をはじめ現地韓国総領事館職員、韓国企業駐在員など26人の韓国人が出席していた。

　駐インド韓国大使館関係者は聯合ニュースの電話取材に対し、現地時間27日午前3時ごろに金総領事ら21人が、その後1人が避難し、残る4人も午前4時20分ごろホテルを出たと説明した。

　外交通商部は事件発生を受け、本部対策班をはじめ、ニューデリーの韓国大使館とムンバイの領事館にもそれぞれ対策班を設けた。