【ソウル31日聯合】全光宇(チョン・グァンウ)金融委員長は31日、金融危機の中でも規制緩和や金融関連公営企業の民営化は予定通り進めると明らかにした。
 ソウル市内のホテルで開かれた韓米財界会議で基調演説を通じ、「金融産業の競争力強化に向けた規制緩和を早期に進める」と述べ、具体的には参入障壁を低め市場の競争を阻害する規則・規制を撤廃する必要があると説明した。来年2月に施行される資本市場統合法は規制緩和の一環だとしたほか、金融関連公営企業の民営化も予定通り進めると強調した。

 続けて、「世界的な景気低迷で短期の見通しが不透明だが、輸出を中心に堅調な流れを維持するものと信じている」と述べた。経常収支は原油高の影響で年初から赤字を記録しているが、第4四半期には10億~40億ドル程度の黒字を計上し、年間の赤字幅は100億ドル以下に縮小するものと予測した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0