【ソウル31日聯合】11月1日から、カンボジアとも韓国・東南アジア諸国連合(ASEAN)自由貿易協定(FTA)の商品貿易協定が発効する。企画財政部は31日、カンボジアが協定履行に必要な自国の手続きを終えたため、来月1日からカンボジアとの貿易商品にFTA特恵関税を適用すると明らかにした。
 カンボジアからの輸入品は、Tシャツやその他衣類、履物など1万658品目に対する関税が撤廃される。バナナやパイナップル、コメや牛肉、豚肉、鶏肉など108品目は国内産業を考慮し特恵関税対象から除外された。

 これにより、ASEANとのFTA商品貿易協定の発効が始まった昨年6月以降、シンガポール、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ミャンマー、フィリピン、ブルネイ、ラオスに続きカンボジアまで、協定にサインしたASEAN9カ国すべてで効力が発行したことになる。ASEANに加盟する10カ国のうち唯一残ったタイとは、昨年12月に交渉を妥結したがまだ公式サインが行われていない。

 昨年のカンボジアとの貿易規模は3億ドルに達し、韓国は2億7000万ドルの黒字を計上した。

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