【ワシントン30日聯合】白容鎬(ペク・ヨンホ)公正取引委員長は30日、韓国経済は米国など先進国に比べ市場に対する政府規制が過度な状況だと指摘し、政府政策を市場での役割を強化する方向で一貫性をもって進めていくと述べた。
 ワシントンの韓米経済研究所(KEI)で、韓国の経済発展における競争政策の役割を主題に講演し、新政府の経済規制に関する政策方向を説明しながらこのように明らかにした。

 白委員長は、最近の国際金融危機で新自由主義の限界が明らかになっただけに、政府の規制緩和と減税、公営企業民営化など市場中心の政策を掲げるべきとの指摘があると述べながらも、韓国経済は先進国に比べ市場規制が過度なため、市場経済原則に忠実でありつつ一貫して長期的な成長潜在力拡充に重点を置くべきとの考えを示した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0