【ソウル30日聯合】半導体市況が極度に悪化した第3四半期、ハイニックス半導体が連結ベースで4650億ウォン(約344億円)の営業赤字を計上した。
 ハイニックス半導体は30日、第3四半期の売上高は連結ベースで1兆8390億ウォンと、前四半期(1兆8640億ウォン)に比べ1%余り減少したと明らかにした。DRAMは出荷量が増加したものの販売価格が下落、NAND型フラッシュメモリーは出荷量減少と販売価格の下落が重なり、売上高の減少につながったと説明した。

 第3四半期の営業赤字は4650億ウォンを記録し、前四半期の1720億ウォンを大きく上回った。営業損失率も25%と、前四半期(9%)より拡大した。純損失は1兆6700億ウォンで、純損失率は91%を記録した。営業損失と純損失に大きな差が生じたのは、200ミリウエハー生産工場の稼動中断に伴う有形資産減額損失と、急激なウォン安に伴う外貨建て負債の為替損失など非現金性費用が大きく発生したため。

 一方、本社ベースの第3四半期売上高は1兆8710億ウォンで、前四半期の1兆8470億ウォンに比べ約1.0%増加した。営業赤字は4630億ウォン、営業損失率は25%を記録した。純損失は1兆6500億ウォン、純損失率は88%だった。

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