【ソウル29日聯合】サムスン電子が世界のモニター市場で2006年第3四半期から8四半期連続でトップを守っている。
 IT専門調査会社のIDCがこのほど発表した第2四半期の世界モニターシェアは、サムスン電子が16.5%でトップ、次いでデルが15.0%、ヒューレット・パッカード(HP)が10.5%、エイサーが10.2%、LG電子が9.8%などの順だった。デルやHPなどのパソコンメーカーがデスクトップ型パソコンにモニターをバンドル(抱き合わせ)販売するのに対し、サムスン電子は海外市場でデスクトップ型パソコンを販売せずモニターだけを別途販売している。こうした点を考えると、同社がモニター市場で絶対的なリーダーに定着したと評価できる。

 サムスン電子はモニター市場の95%に達する液晶モニター市場でも16.0%のシェアを記録し、デル(15.7%)やHP(10.8%)、エイサー(9.5%)、LG電子(9.3%)を退けた。4四半期連続の首位となる。

 同社関係者は「世界景気の低迷など国外変数の悪化にもかからわず、モニター市場で独自の位置付けを維持しているのは、サムスンのモニターが守り続けてきた製品性能と品質、サービス水準を消費者が認めた結果」と評し、消費者の期待を裏切ることなく競争力の差別化にまい進するとした。

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