【ベルリン28日聯合】世界最大のテレビ市場・欧州で年初からサムスン電子、LG電子ら韓国企業の市場支配力が一層強まっていることが分かった。独ベルリンで29日に開幕する欧州最大の家電見本市(IFA)を機に、下半期欧州テレビ市場を狙った韓国企業とその他のグローバル家電メーカー間の競争はさらに激しくなりそうだ。
 市場調査機関ディスプレーサーチの最近の調査によると、サムスン電子の第1・第2四半期の欧州液晶テレビ市場シェアは30.0%と27.7%で、2006年の20.8%、昨年の26.9%に比べ大きな伸びを示した。一方、2位のフィリップスは昨年の19.6%からことしは15.7%、16.6%とシェアが落ち、サムスン電子との差が広がった。LG電子も2006年は10.0%、昨年は11.1%だったのが、ことし第1四半期は12.5%、第2四半期は11.6%と、シェア3位のソニー(第1四半期13.8%、第2四半期13.9%)との格差を徐々に埋めている。テレビ市場の「黄金の漁場」欧州で、韓国テレビメーカーのシェアは40%前後に達していることになる。

 一方、世界の液晶テレビ市場では、第1四半期にサムスン電子が483万7000台を販売し、シェア20.4%でトップに立っている。ソニーは306万9000台で13.0%、LG電子は235万7000台で10.0%と集計された。

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