国防部納品あっせんで前ハンナラ党顧問を拘束起訴

【ソウル27日聯合】ソウル中央地検は27日、柳漢烈（ユ・ハンヨル）前ハンナラ党常任顧問を特定経済犯罪加重処罰法上のあっせん収財の罪で拘束起訴した。故柳珍山（ユ・ジンサン）新民党総裁の実子で5期にわたり国会議員を務めた柳前常任顧問は、国防部の統合ネットワーク構築事業に電算装備を納品できるよう便宜を図る名目で地方所在のメーカーから党関係者ら3人とともに5億5000万ウォン（約5530万円）を受け取り、このうち2億3000万ウォン余りを個人のものとした疑いで8日に逮捕された。
　検察がこの2億3000万の用途を追跡した結果、柳前常任顧問が債務の返済や生活費として使った事実が確認された。ロビー対象とされていた（大統領府）の孟亨奎（メン・ヒョンギュ）政務主席秘書官、ハンナラ党の孔星鎮（コン・ソンジン）最高委員らに金品が渡された形跡や証拠は確認されなかった。