【デンバー26日聯合】米民主党はコロラド州デンバーで25日夜(現地時間)に全国党大会を開き、北朝鮮の非核化を盛り込んだ政策綱領を採択した。綱領は、大統領選の同党候補に決まっているバラク・オバマ上院議員の公約を示したもの。北朝鮮が米国によるテロ支援国家指定解除の遅れを受け寧辺核施設の無能力化措置を中断し原状復旧も考慮すると主張している中でのことで注目される。民主党は、党大会2日目の26日に採択予定だった政策綱領を1日前倒しで通過させた。
 綱領は、北朝鮮核問題と関連し「われわれは北朝鮮核開発計画の検証可能な終結を追求し、北朝鮮が過去に生産したすべての核分裂物質・兵器を完全に説明するための外交的努力を支持する」とした。また、直接外交を継続し、6カ国協議を通じて検証可能な朝鮮半島の非核化を達成できるよう、外交的努力を尽くすことを誓った。

 また、北朝鮮の人権問題にも触れ「キューバから北朝鮮に至るまで、ミャンマーからジンバブエ、スーダンに至るまで、圧制を受けている人々のために声を上げていく」と強調した。

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