【ワシントン21日聯合】米国での韓国人孤児の養子縁組が、昨年初めて1000人を下回った。
 米国務省が先ごろ集計した養子縁組統計資料によると、昨年に韓国人孤児を迎えるために発行されたビザは939件だった。同様のビザ発行件数は2003年が1817件、2004年が1773件、2005年が1668件、2006年が1376件と下落を続けている。養子縁組を希望する夫婦の場合、結婚3年以上、夫婦のうち1人が45歳以上、夫婦の収入が米国平均所得水準以上と定められており、条件が厳しいためと分析される。また、米国の夫婦が養子縁組を申請できる子どもは米国到着時基準で1~4歳とされている。

 国務省は韓国保健福祉家族部の資料を引用し、韓国の子ども1人を迎え入れるには法務関連費、行政関連費などを含めて9500ドル~1万ドルかかると紹介している。

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