【ソウル14日聯合】韓国銀行が14日に発表した7月の輸出入物価動向によると、先月の輸入物価は前年同月に比べ50.6%上昇した。1998年2月(53.9%)以来、10年5か月ぶりの高い上昇率となった。前年同月比の輸入物価上昇率は4月が31.3%、5月が44.6%、6月が49.0%と拡大を続けている。一方、先月の前月比上昇率は1.1%で、5月の10.7%、6月の2.7%に比べ上昇幅が縮小した。
 韓国銀行は、国際原材料価格の下落とともに輸入物価の前月比上昇率も低くなっていると指摘しながらも、昨年との比較では輸入物価の水準は依然として高く、こうした傾向は当面続くとの見通しを示した。

 分野別では、原材料価格が前年同月比89.9%の上昇で、前月(92.5%)に比べやや鈍化したものの高水準が続く。中間財は34.8%、資本財は16.3%、消費財は20.1%、それぞれ上昇した。

 一方、輸出物価の前年同月比上昇率は25.1%で、前月の25.2%とほぼ同水準だった。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0