金メダルを掲げるチン・ジョンオ=12日、北京(聯合)
金メダルを掲げるチン・ジョンオ=12日、北京(聯合)
【北京12日聯合】北京五輪で期待以上の善戦を繰り広げている韓国選手団は大会4日目の12日、「看板ガンマン」チン・ジョンオが男子50メートルピストルで待望の金メダルを射止め、「マリンボーイ」パク・テファンが競泳男子200メートル自由形で銀メダルを追加した。また、男子柔道81キロ級ではキム・ジェボムが銀メダルを獲得、レスリングではパク・ウンチョルが銅メダルを獲った。韓国はこれまでに金メダル5つ、銀6つ、銅1つを獲得、1988年ソウル五輪以来の好戦績も期待できそうだ。

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 しかし、惜しくも敗退した選手らも相次いだ。アテネ五輪金メダリストのチョン・ジヒョンはレスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の準々決勝でカザフフスタンの選手に敗れた。重量挙げでは2大会連続のメダルに挑戦した69キロ級のイ・ベヨンが、負傷に足を引っ張られ入賞を逃した。体操代表チームは男子団体戦が5位に終わり、バドミントンの優勝候補と目されていたチョン・ジェソン、イ・ヨンデペアはデンマークに敗れた。

 一方、男子シングルスのイ・ヒョンイルは8強に進出した。女子アーチェリー個人戦ではパク・ソンヒョンとユン・オクヒ、チュ・ヒョンジョンがいずれも16強に進出し、団体戦に続き個人戦でも金メダルを狙っている。ボクシング51キロ級で期待を集めるイ・オクソンは、優勝候補の米国選手を9対8で下して16強入りしている。

 北朝鮮は同日に女子重量挙げで63キロ級のパク・ヒョンスクが金メダルを獲得した。北朝鮮が重量挙げで金メダルを獲得するのは今大会が初めてで、他種目を含めても金メダル獲得はアトランタ五輪柔道女子48キロ級のケー・スンヒ以来、12年ぶりとなる。

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