【ソウル12日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領は12日、与党関係者が関わった先の不正疑惑事件に懸念を示しながら、こうした不正事件は関連者の地位や所属にかかわらず査定機関で徹底的に捜査すべきとの考えを示した。ハンナラ党の朴ヒ太(パク・ヒテ)代表との定例会合で述べたもので、車明進(チャ・ミョンジン)報道官が伝えた。最近メディアが報じている一連の事件は、過去のようにメディアや野党が先に問題を提起し与党側が守りに明け暮れるというものではなく、青瓦台(大統領府)と政府が先に不正の糸口をとらえ査定機関に徹底捜査を依頼した事件だと説明している。
 朴代表は、ハンナラ党の柳漢烈(ユ・ハンヨル)常任顧問があっせん収賄罪で拘束された事件と関連し、すぐに倫理委員会を開いて断固たる措置を取るとともに、倫理委員らは党の浄化に役立つ外部の人材を迎え入れ、党のクリーン化活動を強化する計画だと明らかにした。

 李大統領と朴代表は今後、2週間に1回定例会合を行う方針だ。

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