水泳のパク・テファン、褒賞金は最低2億ウォン以上

【北京11日聯合】北京オリンピックで韓国競泳史上初の五輪金メダルを獲得したパク・テファン選手に、2億ウォン（約2130万円）を超える褒賞金が支払われる見通しだ。
　パク選手のスポンサーを務めるSKテレコムは昨年の契約当時、オリンピックでの金メダル獲得に1億ウォン、銀メダルに5000万ウォン、銅メダルに3000万ウォンの褒賞金をかけた。これに大韓体育会の金メダル褒賞金5万ドル（約5100万ウォン）を合わせると1億5100万ウォンとなる。

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　パク選手の専門担当チームを持つスポンサー・スピードは、まだ正確に明らかにしてはいないものの最低5000万ウォンの褒賞金を支払うものとみられる。昨年、パク選手が世界水泳選手権で金メダルを獲得した際に5000万ウォンを支払ったため、五輪金メダルの褒賞金はこれよりは多いと予想される。

　さらに、新記録樹立に対する褒賞金もある。パク選手は9日の自由形400メートル予選で韓国新記録を、10日の決勝ではアジア新記録をマークし優勝した。大韓水泳連盟はアジア新記録に500万ウォン、韓国新記録に100万ウォンの褒賞金を支払っており、スピードのアジア新記録に対する褒賞金は1000万ウォンに上る。

　これらをすべて合計すると2億1700万ウォンとなるが、さらに大韓水泳連盟の褒賞金が残っている。連盟側はオリンピック閉会後に理事会を開き、パク選手に対する褒賞金の規模を策定する計画だ。水泳連盟はドーハ・アジア大会後、金メダル獲得者に1000万ウォンを支払っており、今回はさらに多額の褒賞金を支払う方針を決めている。他の競技団体の褒賞金規模を考慮せざるを得ないが、韓国競泳史上初の五輪メダルが金メダルとなっただけに最低1億ウォンを超える見通しだ。

　このほか広告モデルのオファーも殺到するものとみられる。金メダル獲得で全国民を感動させたパク選手が出演したSKテレコム、国民銀行、ロッテ七星などの広告はすでに十分な効果を上げている。モデル料も広告1件当たり数億ウォン台に急増するのは確実だ。

　これに加えて支給される年金はボーナスといえる。国民体育振興公団から一時金3000万ウォンのほか、毎月100万ウォンの年金が支給される。