8日に平壌で共同声明書に署名する3団体(還収委員会提供)=10日、ソウル(聯合)
8日に平壌で共同声明書に署名する3団体(還収委員会提供)=10日、ソウル(聯合)
【大田10日聯合】朝鮮王室儀軌還収委員会と南北の仏教界が、日本による独島強奪を防ぐとして共同対応に乗り出した。
 還収委員会のキム・ウォンウン代表は10日に記者会見を開き、「略奪文化財の返還問題を協議するため、北朝鮮の朝鮮仏教徒連盟の招きで5~9日に仏教・曹渓宗中央信徒会の関係者らと平壌を訪問し、日本による独島強奪の動きを糾弾する3者名義の共同声明を発表した」と明らかにした。共同声明は、「日本の露骨な独島強奪策動はわが民族の尊厳と自主権に対する侵害で、受け入れられない挑発行為」と述べ、南北の仏教徒が団結し日本の策動を防ぐとともに、日本が所蔵する「朝鮮王朝儀軌」など略奪された文化財を取り戻すために根気強く闘うと誓った。

 これら団体はまた、早い時期にソウルか平壌で「略奪文化財返還に向けたセミナー」を開催する案を話し合うことでも合意した。

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