首脳会談のようす=8日、北京(聯合)
首脳会談のようす=8日、北京(聯合)
【ソウル8日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領とトルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領は8日、中国・北京市内のホテルで首脳会談を行い、両国間の資源・エネルギー分野での協力について話し合った。1992年に外交関係を樹立後、両国首脳が会談したのは今回が初めてとなる。
青瓦台(大統領府)が明らかにしたところによると、北京五輪開会式に出席するため中国を訪問中の両首脳は同日午後に行われた会談で、両国の相互補完的な経済構造を戦略的に活用し、互恵的で多面的な経済協力を本格的に進めることで合意した。特にトルクメニスタンのカスピ海海上鉱区の開発とインフラ建設事業への韓国企業進出を積極的に支援することで意見をまとめた。

 両首脳はまた、文化・体育分野の協力を強化すると同時に首脳間の相互訪問を通じて親交と信頼関係を強固にし、これを土台に多方面での協力を持続的に拡大していくことにした。

 青瓦台関係者は「産業多角化を図っているトルクメニスタンは、短期間に高度成長を成し遂げた韓国の開発の経験と技術の共有を強く望んでいる」とし、今回の首脳会談を機に相互互恵的な経済事業が活発に展開され、両国間の実質的な経済協力が活性化されるものと期待すると述べた。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0