【ソウル8日聯合】李明博(イ・ミョンバク)大統領と北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が8日、中国・北京で初めて顔を合わせた。
 北京オリンピック開会式に出席するため訪中した李大統領と金委員長は、中国の胡錦涛国家主席が人民大会堂で主催した歓迎昼食会に参加した。青瓦台(大統領府)関係者が記者団に明らかにしたところによると、呉邦国・中国全国人民代表大会常務委員長がホスト役を務める30人が座るテーブルで、2人は呉院長を間に挟み対角線上に向き合うように座った。ただ、間にはほかの国の首脳らの席が配置されており、距離は離れていたという。

 北朝鮮側は韓国と同じテーブルにつくことを避けたがっているといわれ、一時は顔合わせも実現しないのではないかとの観測が流れていた。しかし、座席の再調整が難しいことなどで結局同じテーブルに着席することになったと、この関係者は説明している。

 李大統領と金委員長が顔を合わせるのはこれが初めてだが、あいさつを交わしたかなどは明らかになっていない。

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