会見する鄭社長=6日、ソウル(聯合)
会見する鄭社長=6日、ソウル(聯合)
【ソウル6日聯合】公共放送KBSの鄭淵珠(チョン・ヨンジュ)社長は6日、監査院が鄭社長の解任要求を決定したことに対し、解任要求処分の無効確認訴訟と執行停止申請など法的対応に乗り出す考えを明らかにした。
 鄭社長は同日午後にKBS本館で記者会見を開き、準備してきた国民向けの言葉を読み上げた。「根拠なく陰から害され非難を受けてまでもこの席を守ってきた理由は、公営放送の独立性という大切な価値を守るためだった」と述べた後、監査院の解任要求決定の不当性を指摘した。KBSに対する監査を「政治的な標的監査」との批判を免れ難いとし、報告書内容は偽りと歪曲(わいきょく)、恣意的な資料選択と解釈からなると主張した。経営責任論に関しては「公営放送の経営目的は金をたくさん儲けることなのか」と反論し、信頼度と影響力で1位になる以上の経営成果はないと述べた。

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