【北京6日聯合】北京オリンピックの開幕式に出席するため李明博(イ・ミョンバク)大統領が訪中するが、北朝鮮から出席する金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と、スポーツ外交を通じ行き詰まる南北関係を打開するという期待は外れることになった。
 北京の外交消息筋は6日、中国の胡錦涛国家主席が8日に各国首脳夫妻を招いて北京・人民大会堂で主催する歓迎昼食会の座席配置が、急に変更されたと明らかにした。中国外交部は当初、9つのテーブルのうち呉邦国・中国全国人民代表大会常務委員長のテーブルに李大統領夫妻と金委員長夫妻の席を設ける考えだった。

 しかし、匿名を希望するある外交筋は「李大統領と金委員長は昼食会の会場入り前に10分ほどレセプションルームにいることになるほか、一緒に会場に入ることもできるなど、顔を合わせる機会は多い」と話している。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0