【ソウル6日聯合】外交通商部の金宗フン(キム・ジョンフン)通商交渉本部長は6日、韓米自由貿易協定(FTA)の米議会批准と関連し、米大統領選後のレームダック(任期末の影響力が低下する期間)が重要な機会になるとの見方を示した。KBSラジオに出演して述べたもの。11月4日の大統領選実施後からブッシュ大統領の任期が終了する来年1月20日までがチャンスになり得ることを念頭に置き、進めるのが適切だとした。
 また、ブッシュ大統領をはじめ米政府は韓米FTAの批准に強い意志を持って努力していると評価し、今回の韓米首脳会談でも、最終的にカギとなる議会を説得していく意向や戦略について意思表明があるものと期待を示した。米政府の具体的な対議会活動が展開されれば、大統領選局面が終わりに向かう中で結果が出る可能性もあるとしている。

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 一方、米国の政界からは自動車部分に関する不満から話にならない再交渉要求が出ているとし、「そうした主張が出る環境と背景を封じるという意味で見ると、韓国が先に(批准を)終えてから相手側を圧迫するのがよい」と再度強調した。

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