【ソウル5日聯合】SKテレコムがデジタルマルチメディア放送(DMB)サービス業界と市場活性化に向け共同努力する方針を決めたことから、停滞するDMB市場の行く手にも明るさが見え始めている。
 同社は5日、メディアソリューション協力会社のサイファキャスティングと企業連合を組み、地上波DMB特別委員会や事業協力契約を締結したと明らかにした。今後、双方向データサービスとリアルタイム予約録画サービスなど、次世代DMBサービスを発売する計画だ。そのため国産の双方向データソリューション、BWS(Broadcasing Web Site)基盤のミドルウェイと受信制限装置(CAS)、デジタル著作権保護(DRM)ソリューションを、衛星と地上波DMBが共同で使えるよう修正開発する。

 また、KTフリーテル、LGテレコムの移動通信会社3社で共同使用できるサービスインフラをオープンプラットフォーム形態で提供し、個別のインフラ投資による膨大なコストを削減する方針だ。

 DMB視聴者側としては、放送視聴中に主要ニュースや放送情報などが提供され、必要な時には視聴を中断することなく移動通信会社の無線インターネット網に接続し、ドラマで使われる音楽や過去の放送映像などをダウンロードできるようになると期待される。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0