北朝鮮選手団の入村式のようす=4日、北京(聯合)
北朝鮮選手団の入村式のようす=4日、北京(聯合)
【北京4日聯合】北京五輪に出場する北朝鮮選手団が4日、選手村に入村した。朝鮮オリンピック委員会の朴学宣(パク・ハクソン)委員長、金将山(キム・ジャンサン)団長をはじめ役員や選手ら41人からなる北朝鮮選手団は同日午前、選手村に入り、入村式を行った。
 紺色のジャケットにグレーのズボンとスカートを着用した選手らは、最近の南北関係を反映するかのように取材陣らの質問に固く口を閉ざした。金団長も記者らの質問に答えなかったが、同行した朝鮮オリンピック委員会の尹勇福(ユン・ヨンボク)委員は、開幕式の南北合同入場に対する意見を問う質問に「われわれは準備をすべて行っていたが、韓国側が南北首脳宣言を守らなかった」と合同入場を行わない可能性を示唆し、その責任は韓国側にあると言及した。

 北朝鮮は卓球、柔道、重量挙げ、レスリング、ボクシング、体操、射撃、マラソン、アーチェリー、飛び込み、女子サッカー、シンクロナイズドスイミングの12競技に歴代最多の134人(選手63人、役員71人)の選手団を派遣。10個以上のメダル獲得を目標にしている。

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