【ソウル4日聯合】アルコール度数や味が多彩な外国産ビールを好む人が増え、ビールの輸入規模が3年間で倍近くに増えた。
 関税庁が4日に明らかにしたところによると、上半期のビール輸入量は2万566トン、金額は1906万ドルと集計された。3年前の2005年上半期(1万476トン・757万2000ドル)から量ベースで2倍近く、金額ベースでは2.5倍以上の伸びをみせた。ビール輸入量は2006年上半期が1万3056トン、2007年上半期が1万5744トンと、毎年速いスピードで増加を続けている。

 原産地別では、ビールは食品とも受け止められている「本土」のヨーロッパ産、日本産の伸びが目立つ。オランダビールの場合、2005年上半期も222トンと多かったが、同年下半期から輸入を急激に伸ばし、今年上半期には4322トンに達した。

 またベルギー産は1679トン、ドイツ産も1310トンと多かったほか、アイルランド(829トン)、チェコ(74トン)、フランス(55トン)、ポルトガル(47トン)、オーストリア(26トン)、英国(25トン)からも輸入されている。日本のビールも急増を続け、2005年の702トンから昨年には1523トンと倍に増え、今年上半期には3113トンとさらに倍に伸ばした。

 上半期における韓国の最大ビール輸入国(量ベース)は米国で、5017トンを輸入した。中国ビールの輸入も1042トンと多い。

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