【ソウル31日聯合】韓昇洙(ハン・スンス)首相は31日、北朝鮮・金剛山で発生した韓国人観光客射殺事件に関連し「北朝鮮は『わが民族同士』と言いながら、一言の謝罪もなく、言葉と行動が一致していない」と指摘。その「わが民族同士」という掛け声に疑いを抱かずにはいられないと述べた。
 韓首相は記者団との懇談会で、北朝鮮に真実の解明と金剛山観光客の安全保障を要求したが、当局の発表はなく、残念で遺憾に思うと述べた。北朝鮮は納得できるだけの説明をし、責任者を処罰した上で、共同調査と観光客安全保障対策を講じるべきだと主張した。時間がかかってもこうした問題が解決されない限り、金剛山観光の再開は困難だというのが政府の立場だと強調した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0