行列再現行事は祭りのハイライトとなり、1811年に派遣された最後の通信使で正使を務めたキム・イギョの子孫にあたるキム・ピルハンさんが正使を、1643年の通信使で副使だったチョ・ギョンの子孫であるチョ・ボムヒョンさんが副使をそれぞれ務める。
当初は釜山市影島区の魚允泰(オ・ユンテ)区庁長と金相洪(キム・サンホン)区議員がそれぞれ正使と副使を務めることになっていた。しかし、先ごろ日本が独島領有権を主張したことから魚区庁長らが不参加の意思を示し、一時は対馬での行列再現行事が白紙化するとの見方も出ていた。
朝鮮通信使文化事業会関係者は、独島問題で民間レベルの文化交流まで中断されれば韓日関係の回復が難しくなるとし、こうしたときほど文化交流をさらに活発に行うべきだと話している。
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