上空から見る独島=29日(聯合)
上空から見る独島=29日(聯合)
【ソウル30日聯合】青瓦台(大統領府)は、来月6日の韓米首脳会談では独島問題に関する協議が避けられないとみて、会談の公式議題に含めるかどうかを慎重に検討している。
 青瓦台関係者が聯合ニュースの電話取材に対し、米地名委員会(BGN)の独島表記変更がイシューになっているだけに、ブッシュ大統領の訪韓時にどんな形であれこの問題を取り上げないわけにはいかないと述べた。首脳会談の公式議題になる可能性も排除できず、現在外交チャンネルを通じ協議を進めていると説明した。また外交安保ラインのある参謀は、首脳会談で議題に上らなくても、共同記者会見などを通じ両首脳が独島問題への立場を表明する可能性が高いと伝えている。

 青瓦台は遅くとも今週末までには会談の議題を確定する方針だが、独島問題を含めるかどうかについては内部で意見が対立しているようだ。李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島領有権に対する断固たる意志を示さなければ、BGNの表記変更への対応の遅れで冷え込んだ国民感情をさらに悪化させかねないとする声がある一方、韓日問題を韓米首脳会談で取り上げることで副作用を招き得るとの見方もある。

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