【ソウル20日聯合】政府は現代峨山が行う北朝鮮での金剛山・開城観光の実態を点検するため、関係官庁合同の「点検評価団」を構成し、19日に調査活動に本格着手した。
 統一部の金浩年(キム・ホニョン)報道官は同日の会見で、「金剛山・開城観光事業を点検評価した結果、違法事実が見つかれば当然処罰を受けなければならない」と述べた。ただ、処罰有無に言及するには時期尚早で、点検評価団はまず事業点検と改善対策作りに重点を置いているとした。現代峨山関係者を呼び点検活動を始めており、改善策は7月末に示す計画だ。

 一方、金剛山地域での韓国人観光客射殺事件に対する政府合同調査団は、18日に開城を訪問し観光地域の安全施設を点検してきた現代峨山の尹万俊(ユン・マンジュン)社長側から、出張結果の報告書とともに金剛山海水浴場のパノラマ写真1枚とホテルの監視カメラ配置図を受け取った。

 統一部によると、金剛山に滞在する韓国人は事件発生翌日の12日は628人だったが、18日までに361人に減少している。

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