完工式のようす=10日、仁川(聯合)
完工式のようす=10日、仁川(聯合)
【ソウル10日聯合】知識経済部と仁川市は10日、世界トップ水準の電子タグ(RFID)、ユビキタス・センサーネットワーク(USN)クラスターの実現に向けた中核施設、「u-ITクラスター支援センター」の完工式を行った。
 仁川・松島に建設されたこの支援センターは、RFID、USN製品の設計から新製品の製作、試験・認証、量産に至るまで、国内外の関連企業が共同で活用することができる。政府と仁川市は2006年から2010年まで、総額3139億ウォン(約324億円)を投じる計画で、2010年までに業界が共同利用できる装備を導入する。知識経済部は、国内の関連企業には製品の設計や量産に必要な装備・施設を備えることは難しいが、センターがそうした問題を一挙に解決すると期待を示している。また、センターを基盤に海外優秀企業を積極的に誘致すれば、世界的なRFID、USNクラスターの構築も可能だと見ている。

 このセンター付近には、米エイリアンテクノロジー、フィンランドのフィーボックスが進出を決めているほか、アシアナIDT、CJシステムズなど国内RFID、USN企業20社も来年上半期までに入居する予定だ。

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